若返りはすでに実証されている(25年も若返った)高気圧酸素療法
老化という話題になると科学者たちは必ず「細胞分裂とテロメア」という1つの老化プロセスに辿り着く。
これは2009年にノーベル賞を取ったブラックバーン博士が老化のメカニズムを解明したからであるが、今日も世界中で老化治療と若返りの研究は進んでいる。
今日はイスラエルのテルアビブ大学神経科学部の発見について述べたい。
テロメアを伸ばし老化細胞の減少に成功
2020年通常の大気圧よりも高い気圧環境・高気圧の中で酸素を吸入する療法高圧酸素療法を週5回、3か月ほど続けた結果、被験者26名の短くなったテロメアが治療前に比べて20%以上大幅に増加したことが判明。
これはどういうことかというと参加者のテロメアが25年前と同じくらいの長さに戻ったことを意味し細胞レベルで「25歳若返った」ことになるのである。
さらに驚いたことに老化細胞が最大37%も減少したことも判明。体の老化細胞も排除し、かつ細胞の年齢も若返るというとんでもない結果になったのである。
テロメアとは
テロメア(telomere) は生物の染色体の末端部にある構造。命のロウソクと呼ばれており、細胞分裂をしていくにつれ短くなっていく。最後は短くなることで細胞分裂が止まり、細胞が老化し生物は死に至る。
そのためこのテロメアを伸ばすことができれば生物は若返りができるようになる。
ノアの大洪水前の人類、寿命長かった可能性
かつて地上には長寿の楽園があった?酸素量が多く、大気圧が高かったメリットは大きい。
怪我をしても感染症に罹るリスクは低下し、病気からの回復は早まり、スタミナは増す。特に、体内(血中)での酸素運搬効率が高まる作用は広く知られており、医療の世界においては、高気圧酸素治療として実際にその有効性が活用されている。
また、20世紀の終わり頃、米テキサス州のカール・ボウ博士は、ノアの大洪水以前の酸素濃度、気圧、磁気レベルなどを再現した「高圧生物圏(Hyperbaric Biosphere)」と呼ばれる密閉空間をつくり出し、その中でさまざまな生物を育ててみる実験を行っている。
その結果、ショウジョウバエの寿命は3倍に伸び、ピラニアの成長は2年半で5cmから40cm超へと加速した。さらに驚いたことには、アメリカマムシの毒液が分子レベルで変化して、毒性が消える傾向すら現れたのだった。
ちなみに、NASAの研究者(中年男性3人)が高圧生物圏内で1~3カ月程度過ごしたところ、白髪や小じわが消えて、精力が高まったことを報告したという。
2大スーパー老人の元気の秘訣は酸素にあった!
肺の酸素摂取能力は20歳をピークに10年で10%づつ減少し60代では40%減少します。
100歳でゴルフを楽しみエイジングシュートを達成、講演活動、執筆活動をし、だれの手も借りずに生活していた医学博士塩谷信夫。
先生の元気の秘訣は「1に酸素2に酸素3,4がなくて5に酸素。何も特別なことはないとにかくいっぱい酸素を吸うことに尽きる」と呼吸法の大切さを説きました。中国南部の世界一の長寿村の周辺は酸素濃度が濃く、水にも酸素が豊富に含まれていました。(北京大学調べ)
高山では酸素が減り、高山病になります。症状としては軽い頭痛から死に至ることもあります。
20歳の人が富士山の頂上では47歳程度、6000mでは63歳程度エベレストの頂上では89歳並みの能力しか発揮できません。高所では生きている基本が切実に理解できます。第一に酸素で、第二に水。このどちらが欠けても生命の危機に直結します。高所で酸素を吸うと電池が切れたウォークマンが電池を入れ替えてフルパワーになったようなもの。酸素ってエネルギーなんだなって実感できます。
冒険家三浦雄一郎氏父敬三氏 102歳まで現役でスキーヤー
自宅で酸素カプセル愛用親子でNHK出演「長生きは酸素のおかげ」
イオン化高分子酸素水の治癒力
酸素不足の現代人に向けた疲労回復プログラム!
NASAの技術をもとに開発されたイオン化高分子酸素水O4(O2の倍のパワー)を米国より輸入、これを用いた様々な酸素製品を通じて健康と美に寄与してきたTEO株式会社。現代人の酸素不足に着目してきた同社は、酸素をカラダに正しく届けることが美容と健康への鍵と考え、イオン化高分子酸素水による疲労回復プログラムを予てより提唱。現在、高濃度の酸素が溶け込んだ酸素濃縮液を、飲用によって胃や小腸から吸収させるシステムと細かいミスト状にし鼻の粘膜から補給するシステムを搭載した6つの酸素製品を開発し、トップアスリートをはじめ、医療や美容、健康分野等でも多くの顧客を獲得してきた。2021年7月には、東京・銀座に仮眠しながら酸素を吸入することで疲労回復を促す仮眠サロンをオープン。今後も現代人の酸素不足を補い良質な空気環境を提供することで社会貢献を目指す。
現代人には酸素が足りない
現代人の酸素不足が問題視されている。マスクによる換気の低下やスマホ・パソコンのやりすぎによる姿勢の悪化、加えて大気汚染や高気密住宅といった低酸素を招く環境が増えてきたことで、人々の酸欠が常態化している。元来、人は健康体であれば、酸素と栄養で十分なエネルギーを作り、自然治癒力を使って疲労や傷、免疫、病気などを自然に回復させることができるが、酸欠となるとそうもいかない。また、キレやすい、イライラする、落ち込みやすいといった症状は酸欠のサインとも言われている。特に脳は酸素を1番多く使う(安静時)臓器なため、酸欠に敏感で、脳の影響は体だけでなく精神面にも大きな影響を及ぼす。昨今の新型コロナウィルス感染症への対策の一環として実施されているマスク着用の徹底は、とりわけ子どもたちを酸欠状態にし、その脳と体の発育に影響を及ぼす懸念がある。いずれにせよ、体と脳をベストコンディションに整え心身の健康を図るには、第一に「酸素不足の解消」が大切である。